地域に古くから当たり前のように食べられている郷土食を掘り起こし、観光誘客につなげようと、岐阜県と東美濃歴史街道協議会、近畿日本ツーリスト岐阜支店は、「五平餅街ガチャ・キーホルダー」(ご当地カプセルトイ)を作り、土岐プレミアムアウトレットなど8カ所で販売を始めた。
五平餅は東美濃地域を中心に県内では飛騨地方や岐阜地域、県外では長野や愛知でも食されており、東美濃だけでも約120店舗で販売されている。店舗ごとに味も形も異なる五平餅の魅力をキーホルダーにした。
販売価格は1回300円。トイカプセルの中に入っているミニブックには12店舗それぞれのこだわりが記載されており、「キーホルダーを集める楽しさとともに、実際に店舗で五平餅を購入して味比べも楽しめるようになっている」という。
販売期間は約半年。土岐プレミアムアウトレットのほか、恵那市観光物産展「えなてらす」、馬籠館などで取り扱っている。